通訳案内士は、外国語で観光案内をするガイドの試験で、単に語学力が優秀というだけでなく、日本地理、日本歴史、更に産業、経済、政治及び文化といった分野に至る幅広い知識が求められており、外国人旅行者に日本をより良く理解してもらうための、いわば「民間外交官」として重要な役割を担っています。
　1次試験と2次試験があり、1次試験は外国語と日本語による筆記試験で、語学は、英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、中国語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語、韓国語、タイ語の中から1ヶ国語を選択。日本語による試験は、日本地理、日本歴史、一般常識などが出題されます。2次試験では、通訳ガイドとして必要な総合的語学能力及び一般常識の知識についてのコミュニケーション能力を問われます。

資格種類

国家資格

合格率

【英語】：１０．５％
【フランス語】：７．３％

受験資格

制限なし
特に制限は無く誰でも受験できる

試験内容

１次試験、２次試験の２部制

【１次試験】：筆記試験
１：外国語についての記述式試験（英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、中国語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語、朝鮮語、隊伍の中から１ヶ国語）
２：日本語によるマークシート式の試験（日本地理、日本の歴史・産業、経済、政治及び文化に関する一般常識）

【２次試験】：口述試験
第一次試験で選択した外国語による実践的コミュニケーション能力、人物考査を含む

試験日

【１次試験】：９月
【２次試験】：英語：２月　英語以外：１２月

試験地

【１次試験】
札幌、仙台、東京、名古屋、京都、広島、福岡、那覇、ソウル、北京、韓国、台北
【２次試験】
英語・中国語：東京、京都、福岡　そのほかの言語は、東京のみ

申し込み先・申し込み方法

国際観光振興機構国内サービス部通訳案内士試験係
〒１００－０００６　東京都千代田区有楽町２－１０－１　東京交通会館１０F
℡０３（３２１６）１８７７（音声案内）　℡０３－３２１６－１９０３

受験料

８，１００円